採用手法
採用ツール
2026.1.7
この記事の監修者:
株式会社アズライト 佐川稔

新卒採用のエントリー管理や選考連絡に追われ、「本来注力すべき採用戦略に時間を割けていない」と感じていませんか。
応募者数が増える一方で、対応漏れや進捗管理の煩雑さに悩む人事担当者は少なくありません。こうした課題を解決する手段として注目されているのが、採用業務を一元管理できるATS(採用管理システム)です。
本記事では、最新版の新卒採用に最適なATS10選を紹介し、失敗しない選び方と導入メリットを分かりやすく解説します。自社に合ったATSを導入することで、業務効率化だけでなく選考品質や学生体験の向上も期待できます。
新卒採用を安定して成功させるための参考にしてください。

ATSとは採用管理システム(Applicant Tracking System)の略称で、新卒採用における応募者情報や選考進捗を一元管理するための仕組みです。
新卒採用の実務を支える基盤として多くの企業で活用されており、エントリー管理や選考状況の把握、学生との連絡対応を一括して行えるため、採用活動を効率的かつ安定して進めやすくなります。
応募者データは自動で整理され、担当者間で最新情報を共有しやすくなるため、対応漏れや管理ミスを防止しやすくなります。さらに、選考フローが可視化されることで判断基準が統一され、属人化の解消にも寄与する点は大きな特長です。結果として、人事担当者の負担を抑えながら選考全体の品質向上を図れます。

新卒採用では応募者数が多く、選考フローも複雑になりやすいため、採用管理の仕組みづくりが重要です。
ATSを導入すると応募者情報や選考進捗を整理しやすくなりますが、機能や提供形態はサービスごとに異なります。
そこで本章では、採用ATSを比較表で整理し、自社に適した新卒向けATSを比較しながら選択ができるよう厳選して紹介します。
sonar ATSは、新卒採用における大量エントリーや選考プロセス全体を一元管理できる点が特徴です。
項目 | 内容 |
|---|---|
主な機能 | 応募者管理、選考進捗管理、学生管理、分析機能 |
新卒採用向け機能 | インターン管理、エントリー~内定までの一元管理 |
外部ツール連携 | 就職ナビ、Web面接ツール、メール |
採用サイト作成 | 外部ツール連携で対応 |
スカウト機能 | スカウト機能あり |
操作性の特徴 | 高機能設計 |
料金体系 | 要問合せ |
特徴 | 新卒採用向け機能を幅広く提供 |
採用一括かんりくんは、採用管理に必要な基本機能を分かりやすくまとめて運用できる点が強みです。
項目 | 内容 |
|---|---|
主な機能 | 応募者管理、選考管理、連絡一元化 |
新卒採用向け機能 | 就職ナビ連携、説明会管理 |
外部ツール連携 | 就職ナビ、メール |
採用サイト作成 | 標準機能として作成可能 |
スカウト機能 | 外部サービス連携で対応 |
操作性の特徴 | シンプル設計 |
料金体系 | 月額制 |
特徴 | 採用業務の基本機能を網羅 |
i-webは大手企業の新卒採用で多く導入されており、大量の応募者データを安定して管理できるため、採用規模が大きい企業に向いています。
項目 | 内容 |
|---|---|
主な機能 | 応募者管理、選考管理、データ分析 |
新卒採用向け機能 | 大規模集団管理 |
外部ツール連携 | 就職ナビ、適性検査 |
採用サイト作成 | 外部ツール連携で対応 |
スカウト機能 | 外部サービス連携で対応 |
操作性の特徴 | 高機能設計 |
料金体系 | 要問合せ |
特徴 | 大量応募を前提とした設計 |
ハーモス新卒はビズリーチが提供しており、無料プランから利用できる点が特徴です。
まずは小規模な新卒採用から始めたい企業に適しています。
項目 | 内容 |
|---|---|
主な機能 | 応募者管理、選考管理 |
新卒採用向け機能 | 新卒採用専用管理 |
外部ツール連携 | 一部外部連携に対応 |
採用サイト作成 | 標準機能として作成可能 |
スカウト機能 | 外部サービス連携で対応 |
操作性の特徴 | シンプル設計 |
料金体系 | 無料プランあり |
特徴 | 無料から利用可能 |
ジョブカンは必要最低限の機能に絞られているため、運用負荷を抑えたい企業に向いており、初期導入のしやすさも特長です。
項目 | 内容 |
|---|---|
主な機能 | 応募者管理、進捗管理 |
新卒採用向け機能 | 基本的な採用管理 |
外部ツール連携 | 一部外部連携に対応 |
採用サイト作成 | 標準機能として作成可能 |
スカウト機能 | 外部サービス連携で対応 |
操作性の特徴 | シンプル設計 |
料金体系 | 月額制 |
特徴 | 必要最低限の機能構成 |
Airワークは無料で採用サイトを作成できる点が魅力で、新卒採用の入口を整えたい企業に適しており、コストを抑えて情報発信を始めたい場合にも有効です。
項目 | 内容 |
|---|---|
主な機能 | 求人作成、応募管理 |
新卒採用向け機能 | 採用ページ作成 |
外部ツール連携 | Indeed |
採用サイト作成 | 標準機能として作成可能 |
スカウト機能 | スカウト機能なし |
操作性の特徴 | シンプル設計 |
料金体系 | 無料 |
特徴 | 採用サイト作成に特化 |
アクセスオンラインはマイナビが提供しているため新卒採用に特化した機能を備えており、説明会管理を重視する企業に向いています。また、選考初期の運用を効率化しやすい点も特長です。
項目 | 内容 |
|---|---|
主な機能 | 応募者管理、選考管理 |
新卒採用向け機能 | 説明会管理 |
外部ツール連携 | 一部外部連携に対応 |
採用サイト作成 | 外部ツール連携で対応 |
スカウト機能 | 外部サービス連携で対応 |
操作性の特徴 | 高機能設計 |
料金体系 | 要問合せ |
特徴 | 新卒採用特化型 |
Talentioは操作画面が直感的で、少人数の採用体制でも運用しやすい点が特徴です。情報共有を円滑に進めやすい設計です。
項目 | 内容 |
|---|---|
主な機能 | 応募者管理、選考管理 |
新卒採用向け機能 | 採用プロセス管理 |
外部ツール連携 | Slack、Google |
採用サイト作成 | 標準機能として作成可能 |
スカウト機能 | スカウト機能あり |
操作性の特徴 | シンプル設計 |
料金体系 | 月額制 |
特徴 | 外部ツール連携に対応 |
MOCHICAはLINEを活用した連絡が可能なため学生との接点を重視したい企業に適しており、レスポンス向上を図りやすい点も特長です。
項目 | 内容 |
|---|---|
主な機能 | 応募者管理、LINE連絡 |
新卒採用向け機能 | LINEによる学生連絡 |
外部ツール連携 | LINE |
採用サイト作成 | 外部ツール連携で対応 |
スカウト機能 | 外部サービス連携で対応 |
操作性の特徴 | シンプル設計 |
料金体系 | 月額制 |
特徴 | 学生との連絡手段に強み |
JobSuite FRESHERSは新卒採用専用のATSとして大規模採用でも安定した運用が可能で、選考管理の一元化にも寄与します。
項目 | 内容 |
|---|---|
主な機能 | 応募者管理、選考管理 |
新卒採用向け機能 | 大量応募対応 |
外部ツール連携 | 一部外部連携に対応 |
採用サイト作成 | 外部ツール連携で対応 |
スカウト機能 | 外部サービス連携で対応 |
操作性の特徴 | 高機能設計 |
料金体系 | 要問合せ |
特徴 | 新卒採用専用ATS |

新卒採用では、応募者数の増加や選考工程の複雑化により、人事担当者の負担が大きくなりがちです。ATSを導入することで、情報管理や進捗把握を仕組み化でき、採用活動を安定して運用しやすくなります。属人的な対応から脱却し、再現性の高い新卒採用体制を構築できる点が大きな魅力です。
ここでは、ATS導入で得られる代表的な3つの効果を解説します。
ATSの導入により、採用プロセス全体のスピードと品質を同時に高められます。
応募受付から書類選考、面接調整、評価入力までを一元管理できるため、確認や共有にかかる工数を効率的に削減できます。結果として、対応の遅れによる学生の離脱を防ぎやすくなるでしょう。
さらに、評価基準や選考履歴を可視化することで判断のばらつきが抑えられ、採用基準の統一にもつながります。
迅速かつ一貫性のある選考体制は、採用品質の安定化を支えて新卒採用を継続的に成功させる重要な要素といえるでしょう。
新卒採用でATSを活用することは、採用コストの削減に直結します。応募者管理や日程調整、連絡業務をシステム上で効率化できるため、人事担当者の作業工数が減り、間接的な人件費を抑えられます。
また、選考進捗が可視化されることで、不要な面接設定や重複した対応を防ぐことも可能です。説明会や面接の実施回数を適切に管理できる点も、運営コストの削減に有効です。
さらに、採用状況を把握しやすくなることで、外部ツールや広告出稿の見直しもしやすくなり、限られた予算内でも効率的な採用活動を行えるようになります。
ATSの活用は、新卒採用における歩留まり改善にも効果を発揮します。
応募者の選考状況や連絡履歴を一元管理できるため、連絡漏れや対応遅延を防ぎやすくなります。結果として、選考途中での辞退や離脱を抑制することが可能です。
さらに、どの選考段階で辞退が多いかをデータで把握できるため、課題のある工程を客観的に特定できます。選考フローや連絡タイミングを見直すことで、学生の志望度を維持しやすくなり、内定承諾率や入社率の向上につながります。
こうした改善は、採用成果の安定化にも寄与するでしょう。

新卒採用でATSを導入する際は、機能の多さではなく「自社の採用活動に合っているか」を見極めることが重要です。新卒採用は母集団形成から内定フォローまで長期に及ぶため、運用のしやすさが成果に直結します。
ここでは、人事担当者が押さえるべきATS選定のポイントを整理します。
新卒採用向けATSを選ぶ際は、自社の新卒採用サイトとスムーズに連携できるかを確認することが重要です。
学生のエントリー情報を自動で取り込めれば、手入力の工数や入力ミスを防ぎ、応募管理の精度を高められます。
連携が不十分だと対応遅れや管理漏れが生じやすくなるでしょう。
新卒・中途の採用をATSで一元管理できる仕組みがあれば、採用サイト経由の応募もまとめて管理でき、選考対応のスピードと一貫性が向上します。結果として、業務効率を保ちながら学生の選考体験の質向上にもつながります。
ATSを選定する際は外部ツールと連携できるかを重視する必要があります。
新卒採用では、説明会管理ツールやオンライン面接、適性検査など複数のシステムを併用するケースが一般的です。
連携できない場合、情報が分散し入力や確認の工数が増えてしまいます。外部ツールと連動できるATSであれば、選考状況や評価データを一元管理でき、採用判断の精度が向上するでしょう。
結果として、担当者間の情報共有が円滑になり、引き継ぎや進捗管理の負担軽減にもつながります。さらに、採用フロー全体の見通しが良くなるため、対応漏れや判断遅れの防止にも効果的です。
採用ホームページをATS上で作成・公開できるかどうかは、重要な判断基準の一つです。
専用ツールを使わずに採用情報を発信できれば、運用負担とコストを抑えられます。ページ更新が簡単なATSであれば、説明会情報や募集要項の変更にも迅速に対応可能です。常に最新情報を学生へ届けられるため、応募機会の損失防止につながります。
さらに、採用ページの改善を社内で完結でき、外部業者への依頼頻度も減らせます。その結果、情報発信のスピードと柔軟性が高まり、学生との接点を継続的に維持しやすくなります。
スカウトメール機能は、待ちの採用だけでなく企業側から学生へ能動的にアプローチできるため、新卒採用の幅を広げるうえで重要な要素です。
スカウト機能の活用によって条件や志向に合う学生へ効率良く情報を届けられ、母集団の質向上につながります。
履歴管理が可能なATSであれば、送信状況や反応を把握でき対応漏れも防げます。さらに、学生ごとの接触履歴を蓄積できるため、選考後のフォローにも活用しやすくなるでしょう。
限られた採用期間で成果を出すためには、攻めの採用が実現できるかを確認することが重要です。
ATS選定では、機能が充実していても予算に見合わなければ継続利用が難しくなるため、導入費用や月額料金が自社規模に合っているかを必ず確認する必要があります。
採用人数が少ない企業にはシンプルなATS、大規模採用には拡張性の高いATSが適している可能性が高いです。費用と得られる効果を比較し、採用業務の効率化や工数削減につながるかを見極めることが重要です。
自社の採用計画に無理なく活用できるかを判断することで、導入後の失敗を防げます。加えて、将来的な採用人数の増減にも対応できるか確認しておくと安心です。
新卒採用にATSを導入することで、採用業務の効率化と選考品質の向上を同時に実現できます。
応募情報や選考進捗を一元管理できるため、人事担当者の作業負担が軽減され、学生一人ひとりへの対応精度も高まるでしょう。
新卒採用向けATSには、応募管理やスカウト配信、採用サイト連携など多様な機能があり、自社の採用規模や目的に応じた選択が重要です。適切なATSを導入することで、属人化を防ぎ、安定した採用活動を継続しやすくなります。
まずは自社の採用課題を整理し、最適なシステム選定から進めてみてください。
ATSの選び方・導入による課題・使いこなせていないという悩みは、人材の専門家に相談しましょう。アズライトなら、ATSと共に費用対効果の高い採用方法を提案します。

この記事の監修者
株式会社アズライト 佐川稔
株式会社アズライト代表取締役。採用がうまくいかない優良企業を採用できる企業へ改革するために、戦略・運用に特化した採用コンサルティングファーム「株式会社アズライト」を創業。キャリアに悩む方々のために就活・転職相談BAR「とこなつ家」を池袋にて共同経営中。
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