採用手法
ATS
2026.1.5
この記事の監修者:
株式会社アズライト 佐川稔

「応募者の管理が煩雑で全体像がつかめない」「Excelでの管理に限界を感じている」
採用業務の属人化や工数の増大に悩んでいる声は、多くの企業で共通する課題です。
こうした背景を受けて、近年では「Talentio(タレンティオ)」をはじめとする採用管理システムに注目が集まっています。
Talentioは、求人作成・応募者対応・面接調整・評価・内定通知までをワンストップで管理できるクラウド型ATSであり、採用の可視化と最適化を実現することが可能です。
そこで今回は、Talentioの特徴や料金、評判、導入メリット・デメリットまでを詳しく解説し、自社に合うツールかどうかを判断する情報を提供します。ぜひ参考にしてみてください。

Talentioとは、企業の採用業務を一元化できるクラウド型の採用管理システムです。
求人情報の作成や候補者の選考、評価、内定通知に至るまでのプロセスを、1つのプラットフォーム上でスムーズに管理できます。企業規模やチームの人数に関わらず利用でき、複雑化しやすい採用業務を効率的に整理できる点が特長です。
特に、短期間で人員を確保したい場合や、面接調整などに多くの時間を取られている企業にとっては、業務負荷の軽減につながる有効なサービスとなります。Talentioは、すべての採用チームにとって柔軟かつ最適な運用を支援するツールといえます。

Talentioの特徴は、採用業務のあらゆるプロセスに対応する機能の豊富さと、現場の使い勝手を重視したインターフェース設計にあります。求人ページの作成、エージェントやリファラルとの連携、選考状況の可視化、評価テンプレートの活用などにより、採用全体の効率化が可能です。
また、SlackやSmartHRとの外部連携、ISO認証を取得したセキュリティ体制も整っており、安心して運用できる環境が構築されています。さらに、応募データや通過率の分析、予実管理を通じて、採用の費用対効果を継続的に可視化できる点もTalentioならではの強みです。

Talentioの料金は、利用規模に応じて「Free」「Basic」「Business」「Enterprise」から選べます。
無料プランもあり、導入段階の企業にも対応。詳細は見積もりで確認できます。主な違いは以下のとおりです。
プラン名 | 月間候補者数 | 主な特徴(抜粋) | 初期費用 |
|---|---|---|---|
Free | ~制限あり | 無料プラン。採用開始初期に必要な基本機能のみ | なし |
Basic | ~150名 | 小規模チーム向け。基本的な求人・選考管理機能を搭載 | 見積もり |
Business | ~500名 | 媒体連携・分析機能など多人数採用や複数管理者に対応 | 見積もり |
Enterprise | 無制限 | 高度なセキュリティ・IP制限・SAML認証など大規模運用に最適 | 見積もり |

Talentioは、クラウド型の採用管理システムとして多くの企業に導入されており、実際の利用者からはさまざまな意見が寄せられています。
ここでは、Talentioの良い口コミ・悪い口コミの両面から、実際の評判について紹介します。
「エージェント側で利用するにあたり、企業の求人更新や選考の連絡はタレンティオ経由でスムーズにやりとりできる。」
(引用:ITreview)
この口コミからは、Talentioがエージェントとの連携にも優れていることがうかがえます。企業が求人情報や選考状況をシステム上で共有することで、情報の行き違いが防げ、迅速な対応が可能です。
特に採用スピードが求められる場面では、外部パートナーとの連携効率が成果に直結します。採用工数の削減と質の向上を両立できる点が、評価される理由の1つです。
「採用管理ツールとしては比較的低価格で使えるサービスだと思います。」
(引用:ITreview)
この口コミからは、Talentioがコストパフォーマンスの面で高く評価されていることが読み取れます。特に、限られた予算内で採用活動を進めたい企業にとっては、必要な機能を備えながらもコストを抑えられる点が大きな魅力です。
採用管理ツールの導入が初めてでも扱いやすく、短期間で人材を確保したい場合や、選考業務の効率化を目指す場面において、Talentioは導入の選択肢として十分に検討に値します。
「求人の期間をあらかじめ設定して、その期間で求人の受付、クローズをタイマーで自動でできるようになると嬉しいです。」
(引用:ITreview)
この口コミからは、Talentioにさらなる自動化を求める声がうかがえます。現在も求人管理は行いやすいものの、受付や終了の操作を都度行う手間に課題を感じる利用者もいます。
多忙な現場では、期間設定による自動切り替えができれば、運用の効率化が可能です。今後の機能改善により、実務への適応力がさらに高まることが期待されます。
「管理画面の「求人マスター」「職種マスター」「チャネル」などに慣れるのに時間がかかり、混乱しました。」
(引用:ITreview)
この口コミからは、Talentioの機能が充実している反面、初期段階では操作に戸惑うケースがあるとわかります。特に「求人マスター」「職種マスター」「チャネル」などの管理項目は、意味や使い分けを理解するまでに時間がかかることがあるようです。
採用業務に時間的余裕のない企業では、この導入初期の負担がネックになる可能性も否定できません。段階的な習熟と適切なサポートの活用が重要です。

採用活動を効率化し、短期間で成果を出したい企業にとって、Talentioはおすすめのサービスといえます。ここでは、Talentioを導入することで得られる企業側のメリットについて解説します。
Talentioのメリットの1つは、採用業務を一元的に管理できる点です。
求人作成や応募管理、面接調整、評価、内定通知といったプロセスを、すべて1つのシステムで完結できるため、Excelやメールなどを使い分ける手間が省けます。直感的なUIにより、採用初心者でも短期間で操作に慣れることが可能です。
また、GoogleカレンダーやSlackとの連携により、日程調整や社内共有も効率化できます。こうした仕組みにより、作業負担の軽減と対応ミスの防止が実現でき、採用業務全体の生産性向上に貢献します。
Talentioでは、応募者の通過率や応募経路、評価傾向などのデータをリアルタイムで可視化できます。これにより、数値をもとにした戦略的な採用計画の立案が可能です。
たとえば、費用対効果の高い媒体を把握して予算配分を見直したり、評価の偏りを分析して面接体制を改善したりといった対応が迅速に行えます。
こうしたデータ活用によって、感覚や経験に頼りがちな採用活動を可視化・最適化できるのは、Talentioを導入する大きなメリットです。
Talentioは、求人媒体による募集だけでなく、リファラル採用やダイレクトリクルーティング、タレントプールの活用といった多様な手法にも柔軟に対応しています。
たとえば、社員紹介による候補者の管理や、将来的な採用に向けた人材データの蓄積なども、システム内で一括して行えます。
さらに、SmartHRやZoomなどの外部サービスとの連携により、オンライン面接や入社手続きの自動化もスムーズです。企業の採用規模や方針に応じた運用が可能となる点も、Talentioを導入する大きなメリットといえます。

多機能で利便性の高いTalentioですが、実際の運用では企業側にとって注意すべき点もいくつか存在します。
ここでは、Talentioを導入する際に把握しておきたい企業側のデメリットについて解説します。
Talentioは採用業務の効率化に役立つシステムですが、多機能であるため、操作に慣れるまでに一定の時間を要することがあります。
特に、これまで採用管理ツールを使っていなかった企業では、機能名や画面構成に戸惑う場面も少なくありません。マニュアルやサポート体制は整っていますが、実務の中で操作に慣れていくプロセスは避けられません。
また、担当者ごとに操作スキルに差があると、情報共有や進行にズレが生じる可能性もあります。円滑な運用を実現するうえで、基本的な操作研修や社内マニュアルの整備といった準備段階での対応が重要です。
Talentioでは、採用ページを手軽に作成できるテンプレート機能が備わっており、初期構築の負担を抑えやすいというメリットがあります。
ただし、デザインやレイアウトの自由度に制限があるため、独自性や視覚的な訴求力を重視する企業にとっては、物足りなさを感じることもあるはずです。
たとえば、既存のコーポレートサイトと統一感を持たせたい場合や、細部の表現にこだわりたいケースでは、外部ツールの併用や自社開発の検討が必要になる場面も想定されます。あらかじめテンプレートの仕様を把握し、要件に応じた使い分けを考慮することが重要です。
Talentioは候補者の情報や評価を一元管理できる一方で、選考状況の可視化に工夫が求められる場面もあります。
たとえば、確認済みの応募者を一覧上で識別しにくく、詳細画面を都度確認する必要があるという声もあります。複数の担当者が関与する場合、コメントやステータスの更新漏れによって情報共有にズレが生じるおそれもあるため注意が必要です。
タグやメモ機能を使えば一定の改善は可能ですが、標準機能のみでは不十分なケースもあるため、自社の運用に合った対応策を検討することが重要です。

採用手法の多様化やチーム体制の変化に伴い、採用管理ツールに求められる機能も高度化しています。特に、複数部門での連携や戦略的な採用活動を進めたい企業にとっては、自社に適したシステム選定が欠かせません。
ここでは、Talentio(タレンティオ)の利用が向いている企業の特徴について解説します。
採用フローが属人化し、情報共有や分担が非効率な企業にとっては、Talentioの導入が効果的です。
求人管理から選考、内定通知まで一元化でき、採用業務の可視化と標準化が実現します。スケジュール調整や評価もテンプレート化できるため、担当者が変わっても対応に差が出にくくなります。
SlackやGoogleカレンダーと連携すれば、部門間の調整もスムーズです。複数ポジションの採用を短期間で進めたい企業や、急な増員対応が求められるケースでも、Talentioは業務の負荷を抑えながら成果を上げる手助けとなります。
社員紹介やタレントプールを活用して母集団形成を強化したい企業にも、Talentioの導入が適しています。リファラル採用に対応した機能により、推薦情報の管理や進捗の見える化をスムーズに行うことが可能です。
さらに、過去の候補者データを蓄積・分類して再アプローチできるタレントプール機能も備えており、中長期的な採用戦略の実行に役立ちます。
スカウト採用との併用によって接点の幅が広がり、即戦力人材の獲得にもつながります。候補者との関係構築を重視する企業にとって、Talentioは有効な支援ツールです。
採用活動を感覚でなく数値に基づいて改善したい企業にとっても、Talentioの分析機能は有効です。
応募数や通過率、媒体ごとの成果をリアルタイムで可視化できるため、課題の発見や施策の検証をスムーズに行えます。評価者ごとの傾向や歩留まりも把握でき、選考の精度を高めることが可能です。
また、評価テンプレートの標準化により基準のばらつきを抑え、公平な運用にも貢献します。KPIを重視した採用を行いたい企業にとって、Talentioは戦略的な意思決定を支える有力なサービスです。
採用業務が複数部門と連携しながら進む企業でも、Talentioの情報一元化が大きな効果を発揮します。
SmartHRやSlackと柔軟に連携できるため、内定通知後の手続きや書類のやり取りもスムーズに行うことが可能です。採用ステータスや面接日程、評価内容もリアルタイムで共有でき、連携ミスや対応漏れの防止にもつながります。
通知機能やアラートの活用により、人為的な確認漏れも抑えられます。バックオフィスとの連携に課題を感じる企業にとって、Talentioは現場を支える実用的な選択肢です。

Talentioは柔軟な運用と多機能性が魅力ですが、すべての企業にとって最適とは限りません。採用体制や手法によっては、別の選択肢の方がフィットするケースもあります。
ここではTalentioの利用が向いていない企業の特徴について解説します。
Talentioは多機能で外部連携にも優れており、一定の採用フローやチーム体制を前提とした設計が特徴です。したがって、年間の採用人数がごく少ない企業や、少人数で完結する採用体制では、運用コストや初期学習の負担がかえって大きくなる場合があります。
無料プランでも候補者数に上限があるため、紙やExcelを中心とした簡易な運用で十分な企業にとっては、導入メリットが限定的です。
こうしたケースでは、必要最小限の機能を備えたシンプルなATSや、操作が直感的な採用支援ツールの方が業務に適している可能性があります。
新卒一括採用では、短期間に大量の応募者を一斉に処理する必要があり、説明会の運営や学校別の管理、インターン対応など独自の業務が多く発生します。
一方、Talentioは汎用型の採用管理システムであり、新卒特化の機能は標準では備わっていません。
加えて、プランによって月間の候補者管理数に制限が設けられており、大量エントリーが集中する局面では、上位プランの利用が前提となるケースもあります。結果として、費用対効果が合わず、ナビサイトとの連携などに優れた新卒専用ATSの方が適している場合があります。
Talentioは、採用業務を効率化し、戦略的な人材獲得を支援するクラウド型の採用管理システムです。求人作成から面接調整、内定通知までを一元化でき、多機能ながらも直感的に操作できる設計が特徴です。
中途採用やリファラル採用に強みを持ち、外部ツールとの連携にも優れている一方で、操作に慣れるまで一定の時間を要するため、採用規模が小さい企業ではオーバースペックとなる場合もあります。自社の採用体制や課題に合わせて、導入の可否を慎重に見極めましょう。
ATSの選び方・導入による課題・使いこなせていないという悩みは、人材の専門家に相談しましょう。アズライトなら、ATSと共に費用対効果の高い採用方法を提案します。

この記事の監修者
株式会社アズライト 佐川稔
株式会社アズライト代表取締役。採用がうまくいかない優良企業を採用できる企業へ改革するために、戦略・運用に特化した採用コンサルティングファーム「株式会社アズライト」を創業。キャリアに悩む方々のために就活・転職相談BAR「とこなつ家」を池袋にて共同経営中。
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