採用手法
ATS
2025.12.29
この記事の監修者:
株式会社アズライト 佐川稔

採用業務を進めるなかで、「連絡が遅れてしまった」「情報が分散して把握しきれない」と感じた経験はありませんか。
近年は求人媒体やダイレクトリクルーティングといった手法が多様化し、人事担当者が管理する情報量は以前より増えている状況です。
こうした背景を受け、企業は媒体ごとに分かれていた採用データを整理し、対応のばらつきを抑える手段として採用管理システム(ATS)が活用されています。
なかでも採用一括かんりくんは、操作のわかりやすさとサポート体制を強みとし、採用管理の仕組みづくりを初めて行う企業にも選ばれているサービスです。
本記事では、採用一括かんりくんの特徴や口コミ、メリット・デメリットを整理し、どのような企業と相性が良いのかをくわしく解説します。

運営会社 | HRクラウド株式会社 |
|---|---|
設立年 | 2014年4月 |
事業内容 | クラウド型採用管理システムの開発・提供 |
導入企業数 | 1500社以上 |
採用一括かんりくんとは、求人媒体ごとに分散しがちな応募者情報や対応履歴をオンライン上で一元管理できるツールです。採用業務は属人化しやすく、担当者の経験を頼りに運用されることも少なくありません。
採用管理システムは、担当者同士でリアルタイムに情報を共有できるため、歩留まり改善につながります。
採用一括かんりくんは、2023年に企業成長率ランキング、2025年は口コミをもとにしたサービス賞に選ばれました。この2つの受賞は、導入後の運用支援や顧客満足度が評価され、信頼性が高まっているサービスだといえます。

採用一括かんりくんは、採用管理システムの導入が初めての企業でも、既存の自社ツールと連携しながら使えるシンプルな設計が特徴です。採用業務は、人事担当者が兼務で対応しているケースも多く、複雑な操作や学習が必要なツールは定着しにくい傾向があります。
操作に迷う場面が多いと入力が後回しになり、情報更新が止まってしまいます。こうした状況では、歩留まり改善や効率化といった効果が期待できません。
ただシンプルというだけでなく、自社に合わせたカスタマイズができるため、人事担当者や業務に関わる社員のITレベルによって調整できます。自社の課題を洗い出したうえで、目標を設定することで、採用管理システムとしての効果を得られます。

採用一括かんりくんは、企業の採用状況に合わせてプランを提案してもらえる仕組みです。応募者数やデータ量に応じた課金制度はないため、一定の料金で安定して利用できます。
これまでコスト面を理由に採用管理システムの導入を見送ってきた企業でも、比較的取り入れやすい点が特徴です。Excelやメールで管理していた人事担当者は、システム化により費用対効果の高さを実感できます。
採用一括かんりくんの導入によって、外部の採用支援サービスやナビサイトへの依存を減らした事例が紹介されています。人事担当者は、採用一括かんりくんによって削減されたコストを、より効果的な施策に振り分けることが可能です。

採用管理システムを検討する際、「実際に使って本当に業務は楽になるのか」と気にする人事担当者は少なくありません。口コミは、導入後の使い勝手や業務負担の変化を知るうえで欠かせない情報です。
ここでは、採用一括かんりくんの口コミを4つ紹介します。
「導入する前は、社内の地方拠点ごとに、それぞれがバラバラに採用活動を行っており、データもある拠点はエクセルに管理していたり、個別のサービスを利用していたりしていたため、データの集約に手間と時間がかかり、データの形式や項目もバラバラで分析することも難しかった。②採用一括かんりくんを全社で導入することとなり、データが集約され、集計や分析もしやすくなり、状況もリアルタイムで把握できるようになった。また、業務のフローが統一され、改善、見直しにもつながった。」
(引用:BOXIL)
口コミを投稿した方は、拠点ごとに分散していた採用データを集約でき、集計や分析がしやすくなった点を評価しています。
Excelや個別のサービスを使った管理は、新たに集計用として入力作業が必要です。関係者が得られる情報は、鮮度が落ちていることも少なくありません。
採用一括かんりくんでは、応募状況や選考進捗のデータが自動で集約され、数値を一覧で確認できる分析機能が備えられています。人事担当者は頻繁に数値をチェックし、変化に気づきやすくなるため、改善スピードを高められます。
「採用業務が逼迫して初めてこちらを導入しましたが、かなり効率化につながり助かっています。特に、説明会や面接の日程調整や参加URLの送付が楽になりました。
採用業務の効率化につながりました。候補者とのやりとりが簡素化し、漏れやミスも減りました。日程調整などの作業工数が、1/4くらいには減ったのではないかと思います。」
(引用:ITreview)
口コミでは候補者対応の業務が効率化され、作業工数が短縮できた点が評価されています。
採用業務が圧迫すると、人事担当者の対応は後手に回り、候補者の不満につながりかねません。対応の遅れから候補者は他社に流れ、人事担当者の負担はさらに大きくなっていきます。
採用一括かんりくんでは、日程調整や面接参加URLの送付の自動化が可能です。人事担当者は連絡漏れや再調整を気にかける回数が減り、候補者対応に余裕を持てます。業務の自動化は選考の離脱や内定辞退を防ぎ、候補者の満足度を高めるために欠かせない機能です。
「自社ホームページとの連携ができるが、限定的でその点で物足りない。
細かな点で、したいことができない等はあるが、価格に見合った内容だと感じる。
求人ページをもっと自由にカスタマイズできると良い」
(引用:BOXIL)
口コミでは、求人ページのデザインや細かなカスタマイズに制限があり、自由度の面で物足りなさを感じた点を指摘しています。
採用一括かんりくんは、選考フローの一元化を主な目的としたシステムです。求人ページのデザインや表現の自由度については、採用広報に特化したツールと比べると限定的に感じられる場合があります。
一方で、これまで手入力で情報を管理していた企業にとっては、採用一括かんりくんの導入によって業務効率化が期待できます。業務の自動化によって生まれた時間を、自社採用サイトの改善やコンテンツ制作に注力する余裕を持てる点がメリットです。
「検索条件をもう少し細かく設定できると良い。また、テンプレートのサンプルが充実していると各種メール設定時の工数削減につながると考える。設計フローで既存の内定と承諾のプロセスが削除できないため自社にあった内容にカスタマイズできないのは使いづらさを感じる」
(引用:ITトレンド)
口コミでは、検索条件やテンプレート、選考フローの設定において、自社独自の運用に合わせにくいと感じた声が見られました。
採用一括かんりくんは採用管理に必要な機能を備えたシステムですが、導入時に選考プロセスを整理し、運用方法を明確にしておくことが重要です。採用フローが定まっていない段階や操作に不慣れな初期フェーズでは、設定が難しく感じることがあります。
操作がわからないまま進めてしまうと、本来期待できる効率化の効果を十分に得られない可能性があるため、疑問点は早めに確認することが大切です。

採用管理システムの導入によって、「現状と何が変わるのか」は重要なポイントです。採用一括かんりくんは、業務スピードの向上や対応品質の安定に役立ちます。
ここでは、採用一括かんりくんから得られるメリットを紹介します。
採用一括かんりくんの活用は、採用業務にかかる負担を抑えながら、担当者の人数を増やさず対応できる体制を整えられます。
それぞれのツールで管理が必要だった業務が、1つのシステム上に集約されるため、一人あたりの処理できる作業量が広がります。企業が得られる効果は以下のとおりです。
繁忙期に採用代行に頼らず、自社で活動を完結できる
業務が特定の人に集中しにくくなる
媒体ごとの反応や選考フローの改善点が社内に蓄積される
業務効率化は作業削減だけでなく、採用力を強化するための土台作りにつながります。
採用一括かんりくんは、求職者が感じやすい連絡時の心理的な負担を軽減し、選考途中での辞退を防ぎやすい環境を整えられます。
多くの求職者が日常的に利用しているLINEは、形式張ったメールよりも気軽にやり取りでき、連絡への抵抗感が生まれにくい傾向にあります。一方で人事担当者にとっても、文章作成や返信対応にかかる時間を短縮できる点は大きなメリットです。
LINE連携は対応状況をチームで共有でき、返信漏れや属人化を防止できます。ただし、メールよりもレスポンスの早さを求められるため、人事担当者はテンプレートや予約ページを用意しておくことが重要です。
採用一括かんりくんの活用は感覚ではなく数値を根拠として、チャネルごとのコスト配分を見直せます。
複数の媒体やチャネルを個別に運用していると、人事担当者は数字を集めるだけでも手間がかかり、経営層と具体的な議論を進めにくくなります。Excelでその都度計算していると、四半期や年度をまたいだ推移を追えず、その時点の結果だけでサービス継続を判断してしまうことも少なくありません。
採用一括かんりくんでは、注力すべきチャネルの判断がしやすくなるため、管理する媒体数を絞り込み、コストの最適化につながります。

採用業務の効率化を目的にシステムを導入しても、期待した効果がすぐに得られるとは限りません。採用一括かんりくんのどのような点に注意すべきかを理解しておけば、運用を軌道に乗せやすくなります。
ここでは、導入前に確認しておきたいポイントを整理します。
従来のExcel管理に慣れている企業にとって、採用一括かんりくんの導入直後は操作に時間がかかると感じることがあります。画面構成や操作手順が変わるため、これまで無意識に行っていた作業を1つずつ確認しなければなりません。
一方で、実際に利用する企業では、運用が軌道に乗ると日常業務がスムーズに進むという声が見られました。選考に必要な情報がまとめて確認できるため、徐々に人事担当者の手間が減っていきます。
導入時の負担を抑えるために、人事担当者は初期設定をする時間を確保したり、必要な範囲から段階的に取り入れる方法が効果的です。
職種・応募経路ごとに連絡内容や選考フローを細分化したい企業では、採用一括かんりくんのオートメーション機能設定に難しさを感じる場合があります。
初期設定を十分に整理しないまま運用を始めてしまうと、候補者に内容が異なるメールが送信されるといったミスが起こりかねません。
高度な条件設定を行う企業は、導入時に採用フローや職種ごとのプロセスを洗い出し、専任担当者とすり合わせながら設計を進めることが重要です。プロの支援を活用することで、人事担当者はオートメーション機能を無理なく運用に組み込めます。
専用のツールを利用していなかった企業にとって、「全ての機能を使いこなさなければならない」と思いがちですが、その必要はありません。
採用管理システムは機能を広く使おうとすると、画面に表示される情報が増え、かえって確認や判断に時間がかかってしまいます。
人事担当者は導入前に、自社が抱えている課題やどの業務に時間がかかっているかを整理したうえで、必要な機能に絞ることが重要です。運用を進めるなかで既存の課題が解消され、新たな改善点が見えてきた段階で、追加の機能を取り入れるのがおすすめの活用法です。

採用管理システムは、どの企業にも同じ効果が出るわけではありません。採用一括かんりくんは特定の運用環境や課題を持つ企業で、成果を実感しやすいツールです。
ここでは、採用一括かんりくんと相性が良い企業の特徴について解説します。
複数のチャネルを併用し、応募者対応の情報量が多い企業は、採用一括かんりくんの利用が最適です。
現在は求人媒体や人材紹介、ダイレクトリクルーティングといった採用手法が多様化しています。多くの採用手法を取り入れる企業は、各媒体から届くメッセージに気づかず、確認に抜け漏れが発生することも少なくありません。
採用一括かんりくんは、チャネルごとの応募情報や候補者とのやり取りを一元管理できるため、確認漏れを防ぎやすくなります。担当者が休みの日でも別の社員が状況を把握でき、機会損失を最小限に抑えられます。
採用一括かんりくんは業務の工数を抑え、繁忙期の負担を軽減したい企業に最適です。
Excelでデータを管理している場合、人事担当者は上司が確認したい指標に合わせてファイルを作成することも少なくありません。その結果、用途ごとに管理ファイルが増え、定期的にフォルダを整理する作業も発生し、とくに繁忙期はこうした間接業務が大きな負担です。
人事担当者は採用一括かんりくんを利用すると、集計や整理にかかる手間を減らせます。繁忙期に慌てて体制を整えるのではなく、あらかじめ運用に慣れておくことで応募が集中する時期でも落ち着いた対応が可能です。
候補者の志望度を下げずに選考を進めたい企業にとって、採用一括かんりくんは相性が良いツールです。企業は採用一括かんりくんのLINE連携を活用し、候補者との関係構築を行えます。
SNSやオウンドメディアでの情報発信は有効ですが、候補者が自らアクセスする必要があるため、就職に前向きな層でなければ接触が途切れてしまいます。一方、LINEによる接点づくりは候補者が行動を起こさなくても企業理解を深められる点がメリットです。
志望先が固まっていない段階の候補者に対しても、企業は関係性を維持しやすく、選考離脱や辞退の防止につながります。
採用一括かんりくんは業務を効率化し、自社にノウハウを蓄積したい企業におすすめのツールです。
人材紹介や代行業者に頼ってしまう原因として、「やり方がわからない」「採用に詳しい社員がいない」ことが多く見られます。実際は、日程調整やデータ整理といった事務作業に多くの時間が費やされており、本来注力すべき改善や振り返りができていないことも少なくありません。
まずは一部の業務から内製化し、候補者対応や施策の見直しなど、人の判断が必要な業務に専念していくことが重要です。企業はPDCAを回しながら、採用力を高められます。
候補者対応の質とスピードを安定させたい企業は、採用一括かんりくんの活用が適しています。採用業務では担当者ごとに回答内容が異なったり、どこまで説明したのかを把握できずに同じ案内を繰り返したりする場面が少なくありません。
採用一括かんりくんでは、候補者ごとの対応履歴を時系列で管理でき、返信内容や案内のテンプレート化が可能です。誰が対応しても同じ情報を共有できるため、対応のばらつきや確認の手戻りを防ぎやすくなります。
企業は特定の担当者に頼るのではなく、チーム全体で安定した候補者対応を行える体制を整えられます。

社内体制によっては、運用の負担が増えてしまうことも少なくありません。独自の進め方がある場合は、別の方法が効率的な場合もあります。
ここでは、採用一括かんりくんの活用が難しくなりやすい企業の特徴を紹介します。
採用活動の頻度が低い企業では、システム導入による効率化よりも、初期設定や運用の負担が上回ってしまう場合があります。
採用人数が1〜5名程度を目標とする企業では手動管理のほうが、早く対応できるケースも少なくありません。
一方で、不定期採用の企業は、業務が特定の担当者に依存しやすい傾向があります。担当者の不在や退職によって、過去の対応履歴やノウハウが引き継がれず、次回の採用時に同じ課題を繰り返してしまうこともあります。
将来的な採用に備え、業務の流れや対応内容を整理する視点を持つことが重要です。
職種によって選考プロセスを柔軟に変えている企業は、採用一括かんりくんをおすすめできません。選考の流れを型にはめず、状況に応じて面談などを行う場合は、採用管理ツールの効果を得にくい傾向があります。
また、リファラル採用やアルムナイ採用をメインとする場合は、独自で管理・集計を行ったほうがスムーズに進みます。
一方で、独自フローを整理・可視化したいという目的がある場合は、採用一括かんりくんのカンバン方式が効果的です。候補者ごとの進捗が可視化されるため、企業はプロセスの最適化や歩留まりを見つけ出すヒントが得られる場合があります。
新しいITツールやデジタル化を進めるにあたって不安を感じる企業は、採用一括かんりくんの導入をおすすめできません。システムの導入は従来のやり方を一新し、改めて業務フローを見直していくことが必要です。
ITツール導入に消極的な背景として、セキュリティへの不安や操作への苦手意識、トラブル時の対応がわからないといった心理的ハードルがあります。採用一括かんりくんでは、こうした企業でもスムーズに導入できるよう、信頼性の高いセキュリティ対策や伴走型のサポート体制を整えています。
採用業務を効率化したい企業は、デモ体験で比較してみると良いでしょう。
採用一括かんりくんは採用業務の流れを整理し、候補者対応を属人化させずに運用したい企業と相性が良いサービスです。
複数の採用手法を並行している場合は、応募情報や対応履歴を一画面で把握できるため、対応の抜けや遅れを防ぎやすくなります。一方で、採用規模が小さい企業や採用を行う時期が限られている場合は、準備や設定にかかる手間が相対的に大きく感じられることもあります。
ATSの選び方・導入による課題・使いこなせていないという悩みは、人材の専門家に相談しましょう。アズライトなら、ATSと共に費用対効果の高い採用方法を提案します。

この記事の監修者
株式会社アズライト 佐川稔
株式会社アズライト代表取締役。採用がうまくいかない優良企業を採用できる企業へ改革するために、戦略・運用に特化した採用コンサルティングファーム「株式会社アズライト」を創業。キャリアに悩む方々のために就活・転職相談BAR「とこなつ家」を池袋にて共同経営中。
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