アルバイト・パートの採用代行とは?依頼できる業務やおすすめサービスを紹介
採用代行
- sell 採用代行
2026.8.14
「応募者が集まらない」「選考に時間がかかる」「採用コストが膨らんでいる」―採用活動において、このような課題を感じている人事担当者は多いのではないでしょうか。
近年の人材不足や採用競争の激化により、優秀な人材の確保は一層困難になっています。こうした背景から外部サービスの活用が注目されています。特に「採用代行」と「人材紹介」は、多くの企業が導入している代表的な手法です。
両サービスの仕組みや費用体系、メリット・デメリットを正しく理解することで、採用効率を高めつつコスト削減を実現し、質の高い人材を獲得することが可能になります。
本記事では、採用代行と人材紹介の違いに加え、費用やメリット・デメリットの違い・使い分けまで詳細に解説します。
と人材紹介の違いとは.webp)
採用代行とは、企業の採用業務全般を外部に委託し、効率化や継続的な改善を実現する仕組みです。採用代行は人事部門の負担を軽減し、採用プロセス全体の質を高める役割を担います。
一方で「採用紹介(職業紹介)」にあたる人材紹介サービスは、候補者を企業に推薦し、採用が成立した際に成果報酬が発生する仕組みで、即戦力人材の採用に適しています。
ここでは、両者の性質の違いについて、詳細に解説します。
RPO:Recruitment Process Outsourcing(採用代行サービス)とは、企業の採用活動を外部の専門業者に業務委託するサービスです。「採用アウトソーシング」とも呼ばれ、採用プロセス全体を最適化するパートナーとして機能します。
▼採用代行の主な特徴
採用代行では母集団形成から選考プロセスの管理、内定者フォローまで幅広く対応でき、企業名での募集や柔軟な契約形態も特徴です。
関連記事:RPO(採用代行)の詳細はこちら▶︎
人材紹介とは、企業が希望するスキルや経歴を有する人材を、選定・紹介することに特化したサービスです。
▼人材紹介の主な特徴
具体的なサービス範囲は、求人票作成、人材選定から企業への紹介・推薦、面接日程の調整、応募者への合否連絡、給与などの条件交渉、入社に向けたフォローまでです。
ただし、面接や選考は企業側が実施するため、採用担当者には一定のノウハウが求められます。企業と候補者のマッチング精度向上を重視したサービスといえます。
と人材紹介のサービス範囲の違い.webp)
採用代行は求人広告の掲載から応募者対応、内定フォローまで、採用業務全般を業務委託できるサービスです。
一方、人材紹介は自社データベースやネットワークから候補者を選定し紹介することが主な業務で、即戦力人材の獲得に強みがあります。効果的な採用活動のためには、両者の採用チャネルを理解し、目的に応じて使い分けることが重要です。
ここでは、両者のサービス範囲やスタンスの違いを以下の点において詳細に解説します。
採用代行と人材紹介は、求人方法にも大きな違いがあります。
採用代行は多角的なアプローチで母集団形成を支援し、幅広い候補者層へのリーチが可能です。
一方で、人材紹介は候補者の紹介に特化しており、次のような手法で条件に適合する人材を効率的に紹介でき、即戦力確保に強みがあります。
企業は自社の課題に合わせ、RPO採用と人材紹介を使い分けることが重要です。
採用代行(RPO)は、業務委託を受けて応募から内定までのプロセスを企業に代わって実施します。具体的に行う対応は以下のとおりです。
一方、人材紹介は候補者支援に特化しており、次のような役割を担います。
採用代行は企業の採用業務を代行する仕組みです。それに対し、人材紹介は候補者サイドのサポートをしながら企業とのマッチングを図る点に大きな違いがあります。
採用代行は、継続的な改善を前提としたフローを採用し、導入までに数か月を要する場合があります。主な流れは以下のとおりです。
一方、人材紹介は即導入が可能で、以下のようなプロセスを踏みます。
採用代行は長期的改善、人材紹介は迅速採用に強みがあります。導入スピードや、運用の柔軟性を比較し、自社の状況に合ったサービスを選ぶことが重要です。
と人材紹介の費用・料金体系の違い.webp)
採用代行と人材紹介は料金の発生タイミングや費用の算出方法などに大きな違いがあります。
採用代行は、固定報酬や従量制、成果報酬など契約形態に応じた費用が発生します。詳細な金額については提供会社の料金表で内容や内訳を確認可能です。
それに対して、人材紹介は入社決定時に成功報酬が発生する仕組みです。ここでは両者の費用の特徴や相場を詳しく解説します。
採用代行の費用は、委託範囲や契約形態によって異なります。多くは業務委託契約で「月額一律」の固定報酬型が採用され、業務範囲に応じて費用が変動します。
また、一部の業務だけを依頼する場合は従量課金制が用いられ、業務量に応じて費用が発生する仕組みです。
加えて、成果に応じて費用が発生する成果報酬型は、人材紹介に近い仕組みですが採用プロセス全般を支援できる点が異なります。
代表的な費用例は以下のとおりです。
固定費がかかる一方で、自社の課題に合わせて柔軟に契約方式を変えられることが採用代行の強みと言えます。
関連記事:採用代行の費用の詳細はこちら▶︎
人材紹介の費用は、候補者が入社した際に発生する成功報酬型が一般的です。紹介料は入社者の理論年収を基準に計算されます。相場は30〜35%程度で、管理職や専門職の場合はさらに高額になることもあります。
例えば年収500万円の人材を採用する際の紹介料は150〜175万円前後です。返金保証制度を設ける会社もあり、早期退職時には一部または全額が返金されます。
代表的な費用のポイントは以下のとおりです。
採用代行と人材紹介の費用は、委託範囲やポジションによって大きく異なります。
採用代行では月額一律型で、採用活動の一部を業務委託する場合は数十万円程度、全プロセスを業務委託すると数百万円に達することもあります。従量課金型も委託業務の内容により変動幅が大きい点が特徴です。
一方、人材紹介は成功報酬型で、理論年収の30〜35%が相場ですが、案件ごとに手数料が異なり、20%台に設定する会社も存在します。管理職や専門職ではさらに高額になる傾向があるため注意が必要です。
代表的な費用相場は以下のとおりです。
いずれも採用対象や採用人数によってコストが大きく変動するため、自社の採用ニーズに合わせて適切な手法を選ぶことが重要です。
と人材紹介のメリット・デメリット.webp)
採用代行は工数削減やノウハウ活用に優れますが、成果保証がなく、効果が見えにくいと感じる企業もあります。
人材紹介は即戦力確保に有効ですが、費用が高額になりやすく、候補者の母数が紹介会社の登録状況に依存する点が怪しいとみられることもあります。
ここでは両者のメリット・デメリットを詳しく解説します。
大手企業中心の仕組みに偏りやすく、中小企業ではコストやサービス範囲でミスマッチが起こりやすい
採用代行は採用力強化や効率化に効果的ですが、自社の採用体制や期待値を明確にして利用することが重要です。
人材紹介はスピーディーに即戦力を確保したい企業に有効ですが、コストと候補者層の偏りを理解したうえで活用する必要があります。
企業が採用代行と人材紹介を選ぶ際、実際の業務がどのように進むかを理解することは極めて重要です。同じ人材獲得を目指すサービスでも、契約から完了までのプロセスは全く異なるからです。
採用代行の場合、企業は契約時に採用計画全体を代行会社に伝えます。
といった要件を詳しくヒアリングされ、契約書を交わします。
その後、代行会社が求人票の作成や求人サイトへの掲載、採用ページの制作といった準備業務に着手します。これらはすべて代行会社の責任で進められます。
人材紹介では契約プロセスがより簡潔です。
紹介会社と基本的な契約を結び、採用要件をまとめた資料を提出するだけで足ります。
契約後は紹介会社が人材データベースの中から条件に合致した候補者を探し始めます。企業側の準備業務はほぼ不要で、候補者の紹介を待つ形になります。
採用代行では、複数の求人チャネルを活用した広範な募集活動が展開されます。
求人サイト、SNS、ハローワーク、自社採用ページなど、様々なプラットフォームに求人情報を掲載し、応募者を集めます。
代行会社は常に新しい候補者層にアプローチできるよう、募集戦略を工夫します。応募数を増やすことで、採用成功の確率を高めるアプローチです。
人材紹介の発掘プロセスは、紹介会社の保有する人材プールと営業活動に限定されます。
紹介担当者が自社の人材ネットワークから条件に合う人材を検索し、直接スカウト電話やメールで接触します。すでに登録されている人材が対象となるため、候補者層は限定的ですが、紹介会社の営業スキルと人脈の質が成功を左右します。
採用代行は応募者管理の全プロセスを担当します。
といった業務を代行会社が行います。
さらに代行会社が面接を実施することもあります。企業は代行会社から推薦された候補者の中から最終的な合否を判断するだけで、細かい選考運用は代行会社に委ねられます。
人材紹介では、紹介会社が提案した候補者に対して企業が主体的に選考を進めます。
面接は企業の採用担当者が実施し、タイミングも企業が決定します。紹介会社は候補者と企業の間に立ち、日程調整をサポートしますが、面接内容や選考基準は企業が完全にコントロールします。採用代行と比べて、企業の負担は大きくなります。
採用代行の大きな特徴は、内定後のサポートの充実です。
代行会社が内定通知書の作成、条件交渉、雇用契約書の作成といった事務作業を処理します。場合によっては、入社前研修や入社後のオンボーディングまで対応する代行会社も存在します。採用活動が終わった後も、新入社員が職場に定着するまでの支援が組み込まれていることが多いです。
人材紹介は紹介と採用決定までが主な役割です。
内定が出た後は、企業と新入社員の間で直接対応することになります。紹介手数料は採用が決定した時点で発生し、その後のフォローアップは通常、紹介会社の責任外となります。ただし、一定期間内に退職した場合は再紹介するという保証が付いている紹介会社も存在します。
このように、採用代行と人材紹介は契約から完了に至るまで、全く異なる実務フローを描きます。企業がどの段階で最も支援が必要かを把握することで、自社に最適なサービスを選択できるようになります。
と人材紹介はどちらを利用するべき?.webp)
採用代行は、採用担当者の工数を削減しつつ、採用力を継続的に高めたい企業に適しています。求人媒体への掲載や応募者対応などを代行し、未経験者採用やプロセス改善にも有効です。
一方、人材紹介は短期間で即戦力を確保したい場合に適しており、専門職やマネジメント層など特定の人材をピンポイントで採用したい企業に有効です。
自社の採用課題や目標に応じて使い分けることが重要です。
| 採用代行 | 人材紹介 |
|---|---|
| 社内に採用ノウハウがない | 急な欠員をすぐ補充したい |
| 人事担当者が少ない/不在 | 専門職や管理職を採用したい |
| 未経験者を積極的に採用したい | 求めるスキルやポジションが明確 |
| 採用コストを抑えたい | 求人を非公開で進めたい |
| 採用プロセスを改善したい | 質の高い人材にこだわりたい |
・人材紹介サービスを利用する際のポイント.webp)
採用代行と人材紹介は、いずれも企業の採用活動を支援するサービスです。
ただし、目的や状況によって適した活用方法は異なります。RPOは工数削減や採用力の底上げに役立つ一方で、人材紹介は短期間で即戦力人材を確保したい場合に強みを発揮します。
主なポイントは次のとおりです。
ここではサービスを利用する際のポイントを詳しく解説します。
サービスを導入する前に、自社の採用課題を明確にすることが重要です。
求める人物像や採用人数、採用スピードを整理することで、採用代行に求人掲載や面接代行などの応募者対応を任せるべきか、人材紹介で即戦力を確保するべきか判断できます。
採用活動を細分化し、どのプロセスに課題があるのかを抽出しましょう。課題を細分化するとボトルネックが可視化され、その結果最適な手法を選定しやすくなります。
<想定される課題の例>
課題を明確化することで、採用成功に繋がる可能性が高まります。
採用代行や人材紹介を活用する際には、求める人物像や評価基準を明確にすることが不可欠です。
<採用基準を設定する際のポイント>
明確な基準を示すことで候補者のマッチング精度が高まり、ミスマッチや早期離職のリスクを抑制できます。
採用活動を成功させるためには、具体的なKPIを設定することが重要です。
以下に具体例をあげます。
採用スケジュール、採用人数、採用費用、採用後の定着率
目標を明確にすることで社内共有がしやすくなり、アウトソース時の現在地把握や改善にも役立ちます。特に成功報酬型のサービスを利用する場合、成果指標と連動させることで費用対効果を判断しやすくなります。
採用代行や人材紹介を効果的に活用するためには、依頼したい業務の範囲や具体的なタスクを明確にしておく必要があります。コア業務とノンコア業務を仕分けし、アウトソーシングする部分を定義することで、役割や責任が明確になり、成果のブレを防げます。
<依頼内容を整理する際のポイント>
明確な依頼内容を提示することで、サービスの効果を最大限に引き出し、優れた人材獲得につなげられます。
採用代行と人材紹介は得意領域が異なるため、自社の課題や目的に応じて選定することが大切です。
RPOは事務作業やスケジュール調整、採用戦略立案まで幅広く支援できる一方、人材紹介は即戦力人材のマッチングに特化しています。
<選定時のチェックポイント>
こうした基準で精査することで、自社に最適なサービスを選びやすくなります。
採用活動を進める中で、企業の担当者が抱える疑問は多岐にわたります。特に採用代行と人材紹介という二つのサービスについて、具体的にどう違うのか、どちらを選べばよいのかという点で迷う企業は少なくありません。ここでは、実際に寄せられることが多い質問に対し、具体的な回答をしていきます。
採用代行と人材紹介のどちらがコスト効率が良いのかは、採用ニーズと企業規模によって答えが変わります。
採用代行は月額固定制を採用することが多いため、採用が長期間に渡る場合や複数職種の採用を同時進行したい場合に、トータルコストが抑えられる傾向にあります。
一方、人材紹介は成功報酬型が一般的で、採用が決まった際に想定年収の20〜40%程度を支払うモデルです。短期間での限定的な採用であれば、人材紹介の方が費用を抑えられることもあります。予算の制約条件と採用期間を踏まえて判断することが必要です。
採用代行のサービス範囲は提供企業によって異なりますが、通常は求人企画・立案から始まり、求人票の作成、複数媒体への掲載、応募管理、書類選考、面接の実施(企業側のサポートまたは代行)、内定者フォローまで、採用プロセス全体をカバーします。
企業が確保したいリソースと委託したい範囲に応じて、カスタマイズが可能なケースが多いため、事前に確認することをお勧めします。
品質保証という形式的な保証制度がある企業もあれば、ない企業もあります。
人材紹介会社は、保有する人材データベースから企業の要件にマッチした候補者を厳選して紹介するため、書類選考の通過率や面接での内定率は相対的に高くなる傾向があります。
重要なのは、紹介会社がどの程度の精度で企業のニーズを理解し、候補者を選別しているかという点です。初回相談の際に、紹介会社がどのような評価基準を持っているのか、過去の採用成功事例、候補者とのマッチング精度などを詳しく聞くことで、信頼性を判断できます。
採用代行は採用業務を外部に委託し、効率化や採用力強化を図れる手法です。
一方、人材紹介は短期間で即戦力を確保できるサービスです。
<採用代行と人材紹介の違いまとめ>
採用代行も人材紹介も、費用、メリット・デメリットを理解せず導入を遅らせると、競争下で採用力が低下しかねません。
自社の課題とKPIを明確にし、最適な手法を選び、採用成果とコストの両立を実現しましょう。
採用代行を検討している場合は、アズライトの採用代行サービスがおすすめです。
人事課題に一貫して対応し、誰もが知る大手企業から勢いを増す中小企業なども幅広くサポートしています。
1,000社以上支援している、日本初の戦略・運用に特化した採用コンサルティングに一度相談をしてみましょう。
株式会社アズライト 佐川稔
株式会社アズライト代表取締役。人材業界20年以上。採用がうまくいかない優良企業を向けに、戦略・運用に特化した採用コンサルティングファーム「株式会社アズライト」を創業。採用アウトソーシング導入企業は1,000社を越える。キャリアに悩む方々のために就活・転職相談BAR「とこなつ家」も経営。
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