スカウト代行
スカウト媒体
2026.1.23
この記事の監修者:
株式会社アズライト 佐川稔

即戦力で活躍できるハイクラス人材の採用は、企業の成長戦略に直結する一方で、従来の求人媒体では難易度が増しています。「本当に欲しい人材」になかなか出会えない、そんな課題を抱える採用担当者は少なくありません。
こうした背景から注目を集めているのが、ハイクラス・エグゼクティブ層に特化したダイレクトリクルーティングサービス「dodaX」です。dodaXは、企業が直接スカウトできる機能に加え、プロのヘッドハンターの支援も受けられるハイブリッドな仕組みが最大の特徴です。
本記事では、このdodaXのサービス概要から料金体系、そして「ダイヤモンドスカウト」などの特徴的な機能、さらには利用が向いている企業と向いていない企業の違いまでを網羅的に解説します。ハイクラス採用を成功に導くためのヒントとして、ぜひご活用ください。
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dodaXとは、パーソルキャリア株式会社が提供する、年収600万円以上のハイクラス・エグゼクティブ層に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。
このサービスを理解する上で重要なのが、dodaとdodaXの違いです。幅広い層を対象とする総合転職サービスのdodaに対し、dodaXは企業の経営課題解決を担うハイエンド人材の採用に特化しています。主な機能は、企業からの直接スカウトと、プロヘッドハンターによる非公開求人の紹介です。
2024年4月からはdodaダイレクトと連携し、ハイクラス層とその他の層のデータベースを横断して一元的にスカウト可能になりました。これにより、企業は転職潜在層を含む求める人材へ、より幅広く効率的にアプローチできるよう進化しています。

dodaXでは、通常スカウトに加え、訴求力と重要度に応じて「ダイヤモンドスカウト」と「プラチナスカウト」という2種類の特別なスカウト枠が存在します。
ダイヤモンドスカウトは、dodaXのデータベースの中から特に採用したいトップタレントに対してのみ送る、プレミアムな招待状です。送信数が厳しく制限されているため、受け取った候補者は「特別な期待がかけられている」と感じやすく、企業の高い本気度をダイレクトに伝えることができます。
またプラチナスカウトは、ダイヤモンドスカウトに次いで個別性が高く、ハイクラス人材へ効率的にアプローチするための標準的なスカウトです。候補者の経歴に合わせたカスタマイズが可能で、丁寧な印象を与えられます。

dodaXの料金体系は、企業の採用要件や利用形態によってカスタマイズされるため、一般には公開されていません。正確な費用は、提供元に直接問い合わせる必要があります。
料金は、主に以下の2つの利用形態で大きく分かれます。
ダイレクトリクルーティング(自社スカウト):定額制(採用人数に制限なし)または月額+成功報酬型が適用される
ヘッドハンティングサービス(紹介):一般的な人材紹介と同様、採用決定時に費用が発生する完全成果報酬型
費用体系が複雑なため、自社の採用戦略に基づき、最適なプランで見積もりを取ることが重要です。

dodaXを実際に利用した企業側の採用担当者の評判、そしてサービスを通じて転職活動を行った求職者(候補者)の視点は、その導入を検討する上で重要な判断材料となります。
ここでは、代表的な良い口コミと、利用する上での課題点を示す悪い口コミを紹介します。
応募企業の面接にあたっても、いろいろとアドバイスしていただきました。事前に「この企業はサービス開発にあたってベンダーコントロールできる人材を求めており、ベンダー側にいた経験はおそらく評価されるはず」という情報をいただき、自分の強みを認識できたことも良かったです。一回目の面接が終了すると、すぐにヘッドハンターの方から選考通過の連絡があり、二回目の役員面談に向けて「なぜこの会社でキャリアを積みたいのか、もっと深掘りして話せるように準備しておいてほしい」とのこと。こうして常にフォローしていただいたのでたいへん心強かったです。
(引用:dodaX「SIerのエンジニアから大手企業のサービス開発者へ」)
この口コミは、ヘッドハンターによるコンサルティングの質の高さを示しています。
ヘッドハンターが「ベンダーコントロールできる人材」といった企業の具体的なニーズ(潜在的な評価ポイント)を事前に共有することで、応募者は面接で自分の強みを効果的に訴求できました。
さらに、面接後の迅速なフィードバックと、「なぜこの会社でキャリアを積みたいか」といった次の選考に向けた具体的な課題を提示することで、候補者は準備すべき点が明確になり、内定獲得の確率が向上します。これは、ハイクラス採用に必要な質とスピード感のある支援体制を裏付けています。
転職活動中も仕事が忙しく時間の調整もなかなかできませんでしたが、こちらが申し訳ないと思うほど丁寧にサポートしていただきました。業務後の夜21時という時間でも気持ちよく応じていただき、歩調をすべて合わせてくださったからこそ、活動が続けられたと思っています。
人として本当に信頼できる方で、いまでもプライベートでおつきあいしています。
(引用:dodaX「メガバンクの法人営業から製造小売業財務部長へ」)
この口コミは、ヘッドハンターが、多忙なハイクラス人材の特殊な状況に深く配慮していることを示しています。
現職で高いポジションにいる候補者は、業務後の夜間など限られた時間でしか転職活動ができません。ヘッドハンターが「夜21時」といった時間に柔軟に対応し、候補者の「歩調をすべて合わせてくれた」ことは、活動継続の大きな後押しとなります。
これは、単なる業務サポートを超え、候補者とヘッドハンターの間に高い信頼関係を築いていることを示唆しており、結果として候補者の内定承諾意欲や、サービスへの満足度向上に直結するでしょう。
dodaXさん、転職エージェントも利用できる素晴らしいサービスなんですが、求職者からのスカウト辞退とスカウト受諾の通知メールが全く同じ文面なのがつらたん。通知メールで区別できん。。。ええ、わかってます、エージェント向け機能開発は優先度低いですよね😂
(引用:X「@osasai」)
この口コミは、dodaXのヘッドハンター(エージェント)向け機能のUI/UXに関する課題を指摘しています。
通知メールの文面が同一であるため、エージェントはメールを開封しなければ「辞退」と「受諾」を判別できません。これは、多数の候補者にアプローチする際の対応の優先順位付けや業務効率を低下させる直接的な要因です。
サービスの主軸が企業による直接スカウトにあるため、エージェント向け機能の改善が後回しになる傾向がありますが、ハイブリッド採用の推進において、業務効率に関わる通知機能の改善は重要な課題と言えるでしょう。
ドーダ X、提示されたメールが本当に本人のものなのか否か、確認してないだろ…。
赤の他人の saito koji さん宛のメールが届き続けているので(私の名前とは漢字表記が違うのよね...)、なんとかして欲しい。
多分、私は営業職には向いていないと思うぞw(面白そうではあるけれども)。
(引用:X「@KojiSaito」)
この口コミは、dodaXのメール配信システムやアカウント管理の不備に関する、極めて重大な課題を指摘しています。
漢字が異なる他人のスカウトメールが誤配信されることは、機密性の高い求人情報や個人情報が第三者に漏洩しているリスクを示唆します。ハイクラス層を扱うサービスにおいて、個人情報の取り扱いは信頼性の根幹に関わる問題です。
この問題の解決には、誤登録を防ぐための登録時の本人確認プロセスの厳格化や、システム的な名寄せ機能の対策が不可欠です。dodaXがハイエンド層のプラットフォームとしての信頼性を維持・向上させるために、早急な対応が求められる課題と言えます。

dodaXの利点は、ハイクラス人材へ能動的にアプローチできる点です。これにより、企業は質の高い即戦力人材を直接獲得し、採用コストの効率化や採用プロセスの最適化を実現できます。
ここでは、dodaXが企業にもたらす具体的なメリットを解説します。
dodaXを利用する最大のメリットは、他サービスでは接触が難しいハイクラスかつ即戦力となる人材を直接採用できる点です。
dodaXのデータベースは、主に30代〜50代の年収600万円以上のマネジメント層や高度な専門スキルを持つプロフェッショナルに特化しています。この層の多くは現職で活躍する転職潜在層であり、従来の求人広告やエージェントではリーチが困難です。
企業がダイレクトスカウトを送ることで、潜在層の関心を引き、採用に直結させます。これにより、質の高い即戦力人材を迅速に獲得し、事業成長に貢献することが可能になります。
dodaXは、従来の受動的な採用とは異なり、企業が自らデータベースを検索し、候補者に直接スカウトを送る能動的なダイレクトリクルーティングです。
ターゲットへの訴求力が高い「ダイヤモンドスカウト」などを戦略的に使い分け、採用活動を進められます。また、2024年4月からのdodaダイレクトとの連携により、ハイクラス層を含む広範囲のデータベースを一元管理できるようになり、転職潜在層へのアプローチ効率が大幅に向上しました。
この能動的な採用手法は、採用工数を削減しながらピンポイントで人材を発掘できます。さらに、dodaXは定額制のため、採用数が増えるほどコスト効率が向上するのも大きな強みです。
dodaXでは、企業が自らスカウトする基本機能に加え、7,300人以上の提携ヘッドハンターのサポートをオプションで利用できるのもメリットです。
ヘッドハンターには、転職支援実績に基づき、上位約1%がSランク、上位約10%がAランクといった独自のランク制度が設けられています。企業は、このランク制度を活用し、採用要件や難易度に応じて最適な優秀なヘッドハンターを選び、支援を依頼できます。
特に希少性の高いポジションでは、高ランクヘッドハンターの豊富な専門知識やネットワークを利用することで、自社単独では難しいハイレベルな採用を成功へ導けます。

ハイクラス採用に特化したdodaXですが、高い効果を得るにはいくつかの課題があります。
ここでは、利用範囲の制約や、激しいスカウト競争といった企業側が留意すべきデメリットを解説します。
dodaXは、ハイクラス・エグゼクティブ層に特化したサービスであるため、採用ターゲットが年収600万円以上の層に限定されるという制約があります。
このハイクラス特化という特性は、特定のハイエンド人材を採用する上ではメリットとなります。しかし、広く一般層や年収水準がそれ以下の層を含めて大規模に採用したい企業にとっては、dodaXのデータベースだけでは十分な母集団を形成できません。
そのため、幅広い人材にアプローチしたい企業は、総合転職サイトなどを併用する管理工数やコストが別途発生するというデメリットが生じます。
ハイクラス層は市場価値が高く、多くの企業が獲得を望むため、dodaXではスカウト競争が激化します。
優秀な候補者は、複数の企業やヘッドハンターから同時にオファーを受け取っている状態です。企業は競合に埋もれないよう、自社の魅力やオファーの優位性を明確に伝える必要があります。具体的には、魅力的なスカウト文面の作成と迅速なレスポンス体制が必須です。
これらの課題をクリアし、候補者の心を掴めなければ、ハイレベルな人材の採用を成功させるのは困難です。
dodaXによるダイレクトリクルーティングは強力な手法ですが、最終的なミスマッチが生じるリスクも伴います。
これは、企業がdodaXのデータベース上の職務経歴やスキル情報のみでスカウトを送るためです。候補者のキャリアチェンジへの意向、社風への適性、人物像といった定性的な情報を事前に深く把握するのが難しくなります。
人材紹介サービスと異なり、エージェントによる事前のカルチャーフィットのすり合わせがないため、「スキルは高いが社風に合わない」といったミスマッチが発生しやすい側面があります。採用プロセスが無駄にならないよう、選考を通じて丁寧な相互理解を深めることが重要です。

dodaXは、企業の成長戦略に直結するハイレベルな採用課題を解決します。
ここでは、特にdodaXを活用することで大きな成果が見込める企業の特徴を4つの視点から解説します。
dodaXは、企業の経営戦略の立案や事業推進を担う、経営層に近いポジションの採用に適しています。
その理由は、dodaXが年収600万円以上のハイクラス層に特化しているため、豊富な経験と実績を持つ即戦力となるリーダー層が多く登録しているからです。一般的な媒体では見つかりにくい、ハイレベルな候補者プールにアクセスできます。
具体的には、CxO候補や事業責任者、部門長など、企業の成長戦略に直結する重要なポジションを緊急で充足させたい場合に有効です。企業成長のスピードを加速させるため、トップレベルの即戦力人材を獲得したい企業は、dodaXを主軸に採用活動を行うべきです。
市場でも希少性の高い特定の専門スキルを持つ人材を探している企業にdodaXは強い味方となります。
dodaXのデータベースは、ITや金融、コンサルティングなど、特定の業界で高度な経験を積んだ専門家で構成されています。企業側は詳細な検索条件を設定し、求めるスキルや実績をピンポイントで持つ候補者へ直接アプローチが可能です。
dodaXを活用すれば、「AI開発経験が豊富なエンジニア」や「海外市場の新規開拓に長けたマネージャー」など、特定の技術力や競争力を高めるために不可欠な人材を効率的に見つけ出せます。
企業独自で創設したポジションや、機密性の高い新規事業のコアメンバーの募集には、dodaXが有効です。
dodaXでは、求人情報を一般公開せず非公開のまま、企業の人事や採用担当者が候補者の職務経歴を確認し、直接スカウトを送ることが可能です。これにより、競合他社に採用意図や事業動向を察知されるリスクを最小限に抑え、水面下で極秘裏に採用活動を進めることができます。
例えば、市場に前例のないポジションでも、個別メッセージを通じて職務の魅力や将来性を候補者に深く訴求できます。機密性を保ちながら、企業の魅力をダイレクトに伝え、意向の高いハイクラス人材を効率的に集めたい企業に最適です。
採用において主体性を持ち、熱意や事業ビジョンを候補者へ直接伝えたい企業にとって、dodaXは最適なプラットフォームです。
人材紹介を介する場合、企業の熱意やカルチャーが伝わりにくくなる課題があります。dodaXでは、企業自身が候補者を選定し、自社の言葉でカスタマイズされたスカウトを送るため、本気度や経営者の想いをダイレクトに届けられます。
特にハイクラス人材は、オファー内容だけでなく「誰から、なぜオファーされたか」を重視しがちです。配属先役員や経営層がスカウトに直接関わることで特別感を醸成でき、質の高い関係構築を通じて採用成功へと導けます。

dodaXはハイクラス特化のサービスであるため、採用ニーズによっては費用対効果が悪化する可能性があります。
ここでは、dodaXの特性と企業の採用ニーズが合致せず、利用を避けるべき企業の特徴を解説します。
dodaXは年収600万円以上のハイクラス層に特化しているため、募集ポジションの年収レンジが低い企業には向いていません。
なぜなら、登録候補者は市場価値に見合った高い年収を強く期待しており、年収水準が低い求人に対しては関心を示さないためです。その結果、スカウトを送っても返信率が上がりにくい傾向があります。
年収相場が低い職種や若手・未経験層の採用が中心となる企業は、dodaXのデータベースを最大限に活用できないため、総合転職サイトや若手特化の媒体など、より幅広い年収レンジに対応したサービスを利用するほうが、費用対効果は向上します。
dodaXは、マネジメントや高度な専門職経験を必要としないポジションの採用には適していません。これは、サービスの利用目的とデータベースの構成にミスマッチが生じるためです。
dodaXのデータベースに登録されているのは、主に豊富なマネジメント経験や高度な専門知識を持つプロフェッショナルです。そのため、特定のスキルやリーダー経験を必須としない人材を探しても、データベース内に求める人材が少なく、スカウトを送っても返信率が低くなる傾向があります。
自社の採用要件がマネジメントや専門職に該当しない場合は、ターゲット層が広く登録している総合転職サービスを選ぶべきです。
dodaXは、個別アプローチを主とする「点」の採用手法(ダイレクトリクルーティング)が中心のため、不特定多数に大量の求人情報を届けたい企業には向いていません。
これは、広く一般に情報を公開し、大規模な母集団を形成する「面」の採用ニーズとは根本的に合致しないためです。限られたスカウト枠で大量アプローチを試みると、工数が増えるうえ、スカウトの質が低下し、ハイクラス人材の競争に勝てなくなります。
大規模な母集団形成を目的とする場合は、求人広告主体の総合転職サイトを利用するほうが効果的です。
dodaXは、年収600万円以上のハイクラス・エグゼクティブ層に特化した強力なダイレクトリクルーティングサービスです。
最大の強みは、企業が直接アプローチできる「ダイレクトリクルーティング機能」と、提携ヘッドハンターによる「人材紹介機能」を併用できるハイブリッドな仕組みです。特に、最高峰の「ダイヤモンドスカウト」を活用することで、転職潜在層のトップタレントへ確実に企業の熱意を伝えられます。
しかし、募集ポジションの年収レンジが低い企業や、マネジメント・専門経験が不要な大量採用には向いていません。費用対効果を高めるには、dodaXの特性を理解し、ハイクラス採用という課題と照らし合わせて戦略的に活用することが成功の鍵となります。
また、スカウト媒体の導入を検討している場合は、媒体に詳しいアズライトに相談してください。企業の状況に合う最適な媒体を提案します。

この記事の監修者
株式会社アズライト 佐川稔
株式会社アズライト代表取締役。採用がうまくいかない優良企業を採用できる企業へ改革するために、戦略・運用に特化した採用コンサルティングファーム「株式会社アズライト」を創業。キャリアに悩む方々のために就活・転職相談BAR「とこなつ家」を池袋にて共同経営中。
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